平和のためのスプーン曲げコース/スピリチュアル・ピースメーカー
僕は二十歳くらいの頃、ある事がきっかけで「この世の中には目には見えない仕組み」が必ずある、と思いその仕組みを30代、40代と探し求めました。
それは数ある宗教団体であったり、阿闍梨と名乗る男の変な組織であったり、怪しいチャネラーであったりと至る所を探し求めました。
自分の想いや思考が現実化する、その方法。
それさえ分かれば自分が実現させたいこと(夢)が、簡単に手に入る。
当然その中には書物もありました。
明石の本屋で見つけた「平和のためのスプーン曲げコース」という本も、思考が現実化するということをダイレクトに教えてくれた一冊の本です。
この本の帯には「ゴールは平和!こころの力でスプーンを曲げることができるならば、その同じ力で、世界全体を平和な方向に動かすこともできるはず!全世界で10万人が愛読した伝説のコースの翻訳版」
とあります。
えらい大層な推薦文ですが、著者のジェームス・トワイマンというおじさんはアメリカ人で、各地で平和のためのコンサート活動をしている俗にいうライトワーカーみたいな人です。
そして序文には「奇跡と見えるものには大きい小さいは関係がない」と書かれています。この意味は、まず小さな奇跡と見える「スプーン曲げ」が出来れば、その個人の意識の力で今は奇跡と思えるような「世界平和」を築ける。というのがこの本の本当のテーマのようです。
そしてこの本の内容は、全編スプーンを簡単に曲げるノウハウが書かれています。
「ほんまかいやぁ!(強く疑う時は関西弁)」
とか思いながら、この本のレッスン通りをしばらくバカみたいにやってみました。
しかし、1週間ほどやってもスプーンはびくともしません。なんせか弱いスプーンなら、自力で気合で曲がるかもしれないと思い、強靭なカレースプーンでトライしていたからです。
2週間もすると、いい加減嫌になってきてました。
就寝前の眠たい時にも、すでに習慣化していたのでスプーン曲げをしていました。しかし睡魔に負けて布団に入りました。
ウトウトしかけた時・・・
微睡の中なぜか突然「あ、スプーンって曲がるんだ」と、なぜかしらそう思ったのです。正確には思った、というよりもそういう考えが外部から飛んできた、という方が正確。
スプーンは常に身近に置いてましたので、寝ながら枕元にあるスプーンを取り、左手で持ちスプーンの先を右手の人差し指で軽く引いてみると、驚いたことにいつも使っているカレースプーンが嘘みたいにぐにゃりと簡単に折れ曲がったのです。
その感覚はまるでストーローを曲げるのと同じくらいの感覚で。
そして勢い余って、折れてしまいました、、、Σ( ̄ロ ̄lll)マジ
眠いのもぶっ飛んで、しばし僕は布団の上で呆然としていました。
「なるほど、これがイメージか現実化するということか」
としみじみと今起こったことを噛みしめていました。
このスプーンが曲がる前に「それが起こる感覚」は、僕が集中力のトレーニングで使うテニスボール立ての要領と同じことが後になって解りました。
集中力を極めるトレーニングにテニスボールを2個、3個と積みます。ボールの上にボールを積むのです。
テニスボール2個は集中力だけで立ちます。しかしボールが3個になれば、これがそうそうには並んで立ちません。
それを訓練していれば、誰でも立つようになります。
そしてこの3個のボールを集中力の限界まで研ぎ澄ました時、「あ、ボールが立つ」という感覚が先に来て、その後に3つのボールが立つのです。
この感覚が実は、、、
明確なイメージが先に来て、後から現実が起こる。
ということです。
こういう自分のイメージすることを現実化する、ちょっとした知識やコツを「波動セミナー」では継続的に少しずつお伝えしていきます。